所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2013年第39号

第15巻第39号[宮崎県第39週(9/23〜9/29)全国第38週(9/16〜9/22)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県平成25年第39週の発生動向

定点医療機関からの報告総数は590人(定点あたり19.3)で、前週比91%と減少した。

前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【感染性胃腸炎】

  • 報告数は221人(6.1)で前週比136%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(4.8)の約1.3倍である。延岡(11.5)、日向(8.0)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から2歳が全体の約半数を占めた。

【RSウイルス感染症】

  • 報告数は89人(2.5)で前週比57%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.5)と同程度である。延岡・日向(各5.8)保健所からの報告が多い。年齢別では6ヶ月未満が全体の約1割、6〜11ヶ月が約2割、1歳が約4割、2歳が約2割、3歳以上が約1割を占めた。
  • * 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

流行警報レベル開始基準値超過疾患

全数把握対象疾患(39週までに届出のあったもの)

  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核1例。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症
    報告なし。
  • 5類感染症
    報告なし。

 

全数把握対象疾患累積報告数(2013年第1週〜39週)

( )内は今週届出分、再掲

全国第38週の発生動向

定点医療機関あたりの患者報告総数は10.9で、前週比82%と減少した。今週大きく増加した疾患はなかった。減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は3,377人(1.1)で前週比97%と横ばいであった。宮崎県(4.4)、山口県(3.4)、新潟県(2.9)からの報告が多く、年齢別では2歳以下が全体の約9割を占めた。

全数把握対象疾患(全国第38週)

PDFファイルダウンロード


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930