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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2017年第1号

第19巻1号[宮崎県第1週(1/2〜1/8)全国第52週(12/26〜1/1)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第1週の発生動向

全数報告の感染症(1週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核5例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:つつが虫病1例。
  • 5類感染症:報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2016年第1週〜52週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は1,233人(定点当たり30.9)で、前週比94%と減少した(年始含む)。前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと水痘で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

【インフルエンザ】
報告数は556人(9.4)で、前週比157%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(10.8)の約0.9倍であった。小林(17.8)、都城(16.5)、日向(10.0)保健所からの報告が多く、年齢別は5歳未満が全体の約2割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は430人(11.9)で、前週比67%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(12.9)の約0.9倍であった。小林(21.7)、日南(20.7)、日向(13.5)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

マイコプラズマ肺炎:延岡、高鍋(各1例)保健所から報告があった。5〜9歳、10歳代が各1例ずつであった。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

全国2016年第52週の発生動向

全数報告の感染症(全国第52週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比72%と減少した(年末年始を含む)。前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

インフルエンザの報告数は41,438人(8.5)で前週比102%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(6.1)の約1.4倍であった。岐阜県(18.3)、秋田県(17.5)、茨城県(14.3)からの報告が多く、年齢別では5〜9歳が全体の約2割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は29,897人(9.6)で前週比56%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(10.0)の約1.0倍であった。福井県(23.6)、大分県(21.6)、宮崎県(17.9)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

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