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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2023年第14号

第25巻第14号 [宮崎県第14週 (4/3〜4/9) 全国第13週(3/27〜4/2)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和5年第14週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が309例あり、先週(218例)の約1.4倍であった。2023年の累積報告数は55,892例となった。※詳細は宮崎県新型コロナウイルス感染症特設サイトを御覧ください。
全数報告の感染症(14週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核1例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:つつが虫病1例。
  • 5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病1例、梅毒2例。

 

全数把握対象疾患累積報告数(2023年第1週〜第14週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は480人(定点当たり13.7)で、前週比89%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザと水痘であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は45人(1.3)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.2)の約0.6倍であった。日南(3.0)、宮崎市(2.3)、中央(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から2歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は294人(8.2)で、前週比117%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.4)の約1.3倍であった。中央(15.0)、都城(13.0)、日南(11.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

なし

全国2023年第13週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比79%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

インフルエンザの報告数は20,013人(4.1)で前週比63%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約3.5倍であった、新潟県(18.4)、山形県(11.6)、青森県(8.1)からの報告が多く、年齢群別では10歳未満が全体の約6割を占めた。

ヘルパンギーナの報告数は312人(0.10)で前週比167%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.02)の約5.6倍であった。熊本県(1.2)、佐賀県(1.1)、長崎県(0.84)からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約8割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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