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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2023年第52号

第25巻第52号 [宮崎県第52週 (12/25〜12/31) 全国第51週(12/18〜12/24)]
※次回の感染症週報は、通常どおり令和6年1月12日(金)の掲載となります。

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和5年第52週の発生動向

全数報告の感染症(52週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:報告なし。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:つつが虫病3例。
  • 5類感染症:アメーバ赤痢1例、侵襲性インフルエンザ菌感染症1例、梅毒4例。

 

全数把握対象疾患累積報告数(2023年 第1週〜第52週 保健所受理分)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は3,572人(定点当たり69.8)で、前週比97%とほぼ横ばいであった(年末含む)。なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【新型コロナウイルス感染症】

報告数は292人(5.0)で、前週比132%と増加した。延岡(11.3)、日向(6.2)、都城(5.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】

報告数は2,602人(44.9)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約6.6倍であった。延岡(87.0)、中央(59.0)、小林(48.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約6割を占めた。

【咽頭結膜熱】

報告数は130人(3.6)で、前週比94%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.63)の約5.7倍であった。都城(6.8)、中央(6.0)、宮崎市(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から6歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2023年第51週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比87%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患はインフルエンザと手足口病であった。

インフルエンザの報告数は114,126人(23.1)で前週比77%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.8)の約4.0倍であった。宮崎県(44.4)、宮城県(39.1)、大分県(37.7)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約7割を占めた。

新型コロナウイルス感染症の報告数は22,529人(4.6)で前週比110%と増加した。北海道(10.7)、山梨県(9.7)、長野県(8.6)からの報告が多く、年齢群別では20歳未満が全体の約3割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

インフルエンザ情報《県内第52週、全国第51週(再掲)》

県内第52週インフルエンザ発生動向

12月25日〜12月31日までの1週間で2,602人(44.9)の報告があった。前週比101%とほぼ横ばいで、例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約6.6倍であった。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

全国第51週インフルエンザ発生動向

12月18日〜12月24日までの1週間で114,126人(23.1)の報告があった。前週比77%と減少し、宮崎県(44.4)、宮城県(39.1)、大分県(37.7)からの報告が多かった。年齢群別では5歳未満が全体の16%、5-9歳が29%、10-14歳が21%、15-19歳が8%、20-59歳が22%、60歳以上が4%であった。

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