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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2024年第1号

第26巻第1号 [宮崎県第1週 (1/1〜1/7) 全国第52週(12/25〜12/31)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和6年第1週の発生動向

全数報告の感染症(1週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:報告なし。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:つつが虫病2例。
  • 5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、梅毒3例。

 

全数把握対象疾患累積報告数(2024年 第1週 保健所受理分)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は2,366人(定点当たり47.8)で、前週比68%と減少した(年始含む)。なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患はインフルエンザ、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び手足口病であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【新型コロナウイルス感染症】

報告数は432人(7.5)で、前週比148%と増加した。延岡(9.9)、日南(8.2)、日向(8.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】

報告数は1,511人(26.1)で、前週比58%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(10.9)の約2.4倍であった。延岡(35.9)、宮崎市(34.8)、高千穂(29.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約半数を占めた。

【咽頭結膜熱】

報告数は76人(2.1)で、前週比58%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.53)の約4.0倍であった。中央(4.0)、延岡(3.8)、都城(2.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 令和6年1月8日までに検出)

細菌


ウイルス


全国2023年第52週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比93%と減少した(年末含む)。なお、前週と比較して増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患は手足口病、ヘルパンギーナ及び流行性耳下腺炎であった。

インフルエンザの報告数は104,612人(21.7)で前週比94%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約3.2倍であった。宮崎県(44.9)、高知県(36.3)、大分県(35.7)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約6割を占めた。

新型コロナウイルス感染症の報告数は27,987人(5.8)で前週比127%と増加した。北海道(12.3)、長野県(10.7)、愛知県(9.2)、岐阜県(9.2)からの報告が多く、年齢群別では10歳未満が全体の約2割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

インフルエンザ情報《県内第1週、全国第52週(再掲)》

県内第1週インフルエンザ発生動向

1月1日〜1月7日までの1週間で1,511人(26.1)の報告があった。前週比58%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(10.9)の約2.4倍であった。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

全国第52週インフルエンザ発生動向

12月25日〜12月31日までの1週間で104,612人(21.7)の報告があった。前週比94%と減少し、宮崎県(44.9)、高知県(36.3)、大分県(35.7)からの報告が多かった。年齢群別では5歳未満が全体の17%、5-9歳が24%、10-14歳が18%、15-19歳が8%、20-59歳が27%、60歳以上が6%であった。

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