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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2024年第42号

第26巻第42号 [宮崎県第42週(10/14〜10/20) 全国第41週(10/7〜10/13)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和6年第42週の発生動向

全数報告の感染症(42週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:報告なし。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症:レジオネラ症2例。
  • 5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、梅毒2例。

 

全数把握対象疾患累積報告数(2024年 第1週〜第42週 保健所受理分)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は871人(定点当たり24.2)で、前週比74%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、感染性胃腸炎及び手足口病であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【新型コロナウイルス感染症】

報告数は56人(1.0)で、前週比60%と減少した。延岡(3.3)、日向(2.3)、高千穂(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約3割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】

報告数は112人(3.1)で、前週比107%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約1.7倍であった。日南(6.7)、延岡(6.3)、高鍋(4.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6歳から8歳が全体の約4割を占めた。

【手足口病】

報告数は457人(12.7)で、前週比74%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約4.8倍であった。宮崎市(21.4)、中央(18.0)、延岡(13.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

○マイコプラズマ肺炎:高鍋(3例)、日向(2例)、延岡(1例)保健所から報告があった。年齢は10〜14歳が4例、5〜9歳が2例であった。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2024年第41週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比108%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザ、手足口病で、減少した主な疾患は新型コロナウイルス感染症であった。

新型コロナウイルス感染症の報告数は11,717人(2.4)で前週比78%と減少した。北海道(4.0)、茨城県(3.9)、千葉県(3.7)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約2割を占めた。

手足口病の報告数は33,760人(10.8)で前週比125%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約8.8倍であった。愛媛県(28.3)、山形県(26.6)、富山県(25.3)からの報告が多く、年齢群別では1歳から5歳が全体の約7割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

新型コロナウイルス感染症情報《県内第42週、全国第41週(再掲)》

県内第42週新型コロナウイルス感染症発生動向

10月14日〜10月20日までの1週間で56人(1.0)の報告があり、前週比60%と減少した。延岡(3.3)、日向(2.3)、高千穂(1.5)保健所管内からの報告が多かった。

全国第41週 新型コロナウイルス感染症発生動向

10月7日〜10月13日までの1週間で11,717人(2.4)の報告があり、前週比78%と減少した。北海道(4.0)、茨城県(3.9)、千葉県(3.7)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約2割を占めた。

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