
宮崎県感染症発生動向調査2026年23号
第28巻第23号 [宮崎県第23週(6/1〜6/7) 全国第22週(5/25〜5/31)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和8年第23週(ARIのみ第22週)の発生動向
全数報告の感染症(23週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:結核5例。
- 3類感染症:報告なし。
- 4類感染症:報告なし。
- 5類感染症:梅毒2例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第23週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は320人(定点当たり21.0)で、前週比87%と減少した。なお、前週に比べ増加した疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎及び手足口病であった。
また、第22週の急性呼吸器感染症の報告総数は926人(定点当たり33.1)で、前週比85%と減少した。
【RSウイルス感染症】
報告数は14人(0.93)で、前週比88%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.21)の約4.5倍であった。年齢群別は2歳以下が約9割であった。
【感染性胃腸炎】
報告数は92人(6.1)で、前週比92%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(8.8)の約0.7倍であった。年齢群別は2歳から3歳が全体の約3割を占めた。
【手足口病】
報告数は87人(5.8)で、前週比78%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.7)の約1.0倍であった。年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
○マイコプラズマ肺炎:報告数は2例(定点当たり0.29)で、いずれも延岡保健所から報告があった。年齢は0〜4歳が1例、5〜9歳が1例であった。
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
(2026年第22週:5月25日〜5月31日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。
※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上
(細菌・ウイルスについては2026年6月8日までに検出分)
細菌
ウイルス
全国2026年第22週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比102%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患は手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比101%とほぼ横ばいであった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は6,296人(2.8)で前週比91%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.1)の約0.9倍であった。佐賀県(5.7)、鳥取県(5.4)、山形県(5.2)からの報告が多く、年齢群別では3歳から7歳が全体の約6割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は11,610人(5.1)で前週比98%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(6.7)の約0.8倍であった。石川県(8.7)、奈良県(8.5)、愛媛県(8.0)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
手足口病の報告数は3,186人(1.4)で前週比144%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約1.1倍であった。鹿児島県(11.3)、宮崎県(7.4)、大分県(6.3)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。
* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値
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