
宮崎県感染症発生動向調査2026年35号
第28巻第35号 [宮崎県第35週(8/24〜8/30) 全国第34週(8/17〜8/23)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和8年第35週(ARIのみ第34週)の発生動向
全数報告の感染症(35週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:結核4例。
- 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
- 4類感染症:レジオネラ症1例。
- 5類感染症:カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第35週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は277人(定点当たり17.5)で、前週比112%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は流行性角結膜炎であった。
また、第34週の急性呼吸器感染症の報告総数は907人(定点当たり32.4)で、前週比120%と増加した。
【インフルエンザ】
報告数は40人(1.4)で、前週比114%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.16)の約8.9倍であった。年齢群別は15歳未満が全体の約6割を占めた。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は27人(1.8)で、前週比113%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約1.4倍であった。年齢群別は5歳から7歳が全体の約4割を占めた。
【感染性胃腸炎】
報告数は110人(7.3)で、前週比133%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約1.1倍であった。年齢群別は1歳が全体の約3割を占めた。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
○マイコプラズマ肺炎:報告数は3例(定点当たり0.43)で、宮崎市保健所から報告があった。年齢はいずれも5〜9歳であった。
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
(2026年第34週:8月17日〜8月23日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。
※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上
(細菌・ウイルスについては2026年8月31日までに検出分)
細菌
ウイルス
全国2026年第34週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比123%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎及び流行性角結膜炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比122%と増加した。
インフルエンザの報告数は4,094人(1.1)で前週比161%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.1)の約10.1倍であった。沖縄県(4.4)、岩手県(2.1)、青森県(2.1)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約半数を占めた。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は2,420人(1.1)で前週比133%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約1.0倍であった。愛媛県(4.1)、鳥取県(2.7)、島根県(2.6)からの報告が多く、年齢群別では3歳から6歳が全体の約半数を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は7,284人(3.3)で前週比156%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.1)の約1.1倍であった。石川県(6.7)、福井県(6.4)、大分県(5.8)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値
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