所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年44号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の増加が続いています。(10月28日〜11月3日)

引き続き嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)が増えました。かかってしまったら、早めに医療機関を受診しましょう。脱水を防ぐため水分を少しずつ補給することも大切です。また、嘔吐と下痢が続くと電解質も失われますので塩分の補給も必要です。ウイルスを原因とする場合、症状が治まっても、通常1週間程度はウイルスが便の中に排泄されます。さらに感染しても症状が出ないことがあるので注意しましょう。

また手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)も地域によって流行しています。
予防のために日頃から石けんによる手洗いを積極的に行い、手を拭く際は、タオルの共有は止め、使い捨てのペーパータオルなどを利用しましょう。症状のある方は咳エチケットにも努めましょう。

インフルエンザの報告もありました。インフルエンザの予防接種を受けていない方は、接種を検討しましょう。予防接種には、インフルエンザの症状を軽くしたり、肺炎や脳炎などの重い合併症を防ぐ効果が期待できます。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930