食中毒に注意しましょう。(4月13日〜4月19日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が前週の約1.4倍に増加しています。特に1歳から4歳の子どもからの報告が全体の約4割を占めています。
嘔吐下痢症は、人から人へうつる感染症と食べ物を介して起こる食中毒に分けられます。4月も下旬に入り、行楽シーズンを迎えました。手作りのお弁当やバーベキューなど屋外で食事をする機会が増えてくるため、食中毒に気をつけましょう。
食中毒をおこす菌は水分が多く、温かい場所で増える性質があります。温かいものは冷ましてから清潔な箸でお弁当に詰めましょう。汁気が多い料理はキッチンペーパー等で水分を取り除きます。また、保冷剤や保冷バッグを使いましょう。
バーベキューでは肉に食中毒菌がいることを意識することが大切です。カンピロバクターやO157等の食中毒菌は熱に弱く、加熱することで十分殺菌できます。肉の中心までしっかり火を通しましょう。生肉を扱う箸と食事をする箸は必ず分けましょう。