手足口病、ヘルパンギーナが増加しています。(6月22日〜28日)
手足口病の報告数が7週連続、ヘルパンギーナの報告数は4週連続で増加傾向にあります。いずれの感染症も県内のほとんどの地域で流行しており、2歳以下の子どもからの報告が多いようです。
咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、便等に含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることにより感染します。予防するには、これらの感染経路を遮断することが重要になります。咳やくしゃみ等の症状があるときにはマスクを着用しましょう。マスクがない場合にはティッシュで口元をおさえましょう。また、トイレの後やおむつの処理をした後、帰宅時や調理や食事の前は、必ず流水と石けんで手を洗いましょう。爪の隙間は特にウイルスが残りやすいため、爪は短く切っておきましょう。
また、前週に引きつづき腸管出血性大腸菌感染症(O157)の報告が1例ありました。例年より嘔吐下痢症の報告数も多い状況です。手洗いはこれらの感染予防にも有効ですので、こまめな手洗いを心がけましょう。