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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年29号

手足口病が流行しています。(7月13日〜19日)

手足口病の報告数が前週の1.3倍と増加し、例年の同じ時期の2.1倍と多い状況です。県内全域で流行しており、年齢別では1歳から2歳のこどもが全体の約6割を占めています。

手足口病は3年〜5年周期で大きな流行がみられるといわれており、県内では2011年に大きな流行がありました。今年は患者数が多い年になることが予想されますので、感染予防に努めましょう。

また、ヘルパンギーナも患者数が多い状況が続いており、日南市や延岡市、日向市周辺で流行しています。

いずれの感染症も、感染経路は咳やくしゃみのしぶきを吸い込むことによる飛沫感染や唾液、便等に含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることによる接触あるいは糞口感染です。咳やくしゃみの飛沫は2メートル程度飛ぶといわれています。可能な限り症状のある人との接触を避けるようにしましょう。また、石けんと流水を用いたこまめな手洗いを心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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