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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年40号

流行性角結膜炎と流行性耳下腺炎の報告数が増加しています。(9月28日〜10月4日)

流行性角結膜炎(はやり目)の報告数が増加しています。延岡市、宮崎市、都城市周辺と県内の広い範囲で流行しています。年齢別では、5歳未満の子どもと30歳代がそれぞれ全体の約3割を占めています。感染すると、眼の粘膜の充血や瞼の腫れ、目やにが多く出る等の症状が出ます。角膜まで炎症が及ぶと白濁し、見えづらくなる場合もあります。また、幼児では軽い発熱、頭痛、食欲不振を伴うことがあります。

患者の涙や目やに等に含まれるウイルスが、手やタオル、ティッシュ等を介して感染します。こまめな手洗いを心がけましょう。また、タオルや洗面具等の共用は避け、涙や目やにを拭き取ったティッシュはすぐにゴミ箱へ捨てましょう。

また、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告数も増加しています。特に小林市と延岡市周辺で流行しているので注意しましょう。予防にはワクチンが効果的です。任意接種で1歳から受けることができますので、かかりつけ医にご相談ください。


宮崎県衛生環境研究所
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