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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年50号

インフルエンザの予防接種を受けましょう。(12月7日〜13日)

インフルエンザの報告数が少しずつ増加しています。例年1〜3月に本格的な流行を迎えますので、感染予防に努めましょう。

感染すると1〜3日の潜伏期間を経て、39度以上の発熱や関節痛、咳等の症状がみられます。基本的に1週間程度で軽快しますが、小さな子どもや高齢者では脳炎や肺炎等の重い合併症を引き起こすことがあります。インフルエンザの予防接種は、これらの合併症を防ぐ効果があるといわれています。抗体ができるまでに2〜3週間かかりますので、まだ受けていない人はなるべく早く受けるようにしましょう。

感染予防の基本は、帰宅時等の石けんと流水による手洗いです。また、空気が乾燥すると喉や鼻の粘膜の免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなります。加湿器を使用したり濡れたタオルを干して、室内の湿度を50〜60%に保つようにしましょう。
咳などの症状があるときには、タオルで口元をおさえたりマスクを着用する等の咳エチケットに努めましょう。

 


宮崎県衛生環境研究所
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