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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年7号

予防接種歴の確認をしましょう。(2月15日〜2月21日)

予防接種は感染症の発症を予防したり、症状を軽くする効果が期待できます。定期の予防接種は公費負担(無料)で受けることができますが、対象年齢以外では任意接種(自己負担)になります。4月からの入園・入学に備えて必要な予防接種を済ませ病気を未然に防ぎましょう。

麻しんは発熱、鼻汁、咳などの症状の後に39度以上の高熱と発疹がみられます。合併症として、1000人に1人は脳症をおこすとされており、死亡率も同程度といわれています。国内での感染事例はみられなくなりましたが、東南アジアでは未だ患者数が多く、いつ持ち込まれてもおかしくありません。また、風しんは妊娠早期に感染すると、赤ちゃんに白内障や難聴、心疾患等の障害を引き起こす場合があります。いずれの原因ウイルスも感染力が強く、予防にはワクチンが効果的です。

麻しん・風しんの予防接種は、1歳と小学校就学前の1年間の2回です。1回の接種では十分な免疫がつかないので、必ず2回受けましょう。

 


宮崎県衛生環境研究所
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