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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年8号

インフルエンザと流行性耳下腺炎(おたふく風邪)が流行しています。(2月22日〜2月28日)

インフルエンザの報告数が増加し続けており、県内全域で流行しています。年齢別では10歳未満の子どもが全体の約7割を占めています。

インフルエンザの予防にはこまめな手洗いが重要です。洗い忘れの多い指の間や手首までしっかり洗うようにしましょう。咳やくしゃみの症状がある場合には、マスクを着用したりティッシュやハンカチで口元を覆う等の咳エチケットに努めましょう。

流行性耳下腺炎(おたふく風邪)の流行が続いています。特に延岡市や日向市周辺からの報告が多く、3〜5歳の子どもが全体の約6割を占めています。感染すると発熱や耳の下の部分の腫れ、食事の時に顎の痛み等の症状がみられます。合併症として髄膜炎を引き起こすことがあるため、頭痛や嘔吐の症状がみられた場合にはすぐに医療機関に相談しましょう。予防にはワクチンが最も有効です。任意接種で1歳から受けることができます。市町村によっては接種費用の補助をしていますので、お住まいの市町村にご相談ください。

 


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