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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年9号

インフルエンザと感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が増加しています。(2月29日〜3月6日)

インフルエンザの報告数が増加しています。県内ではAH3型、AH1pdm09型、B型(2種類)が検出されています。一度感染しても別の型のインフルエンザウイルスに再度感染する場合があり、注意が必要です。

感染すると38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳などの症状がみられます。また、子どもではまれに急性脳症等の合併症を引き起こし、重症化する場合があります。予防には、帰宅時の手洗いを徹底することが重要です。また、感染症に負けない強い体作りのために、日頃からバランスのとれた食事と十分な睡眠を心がけましょう。咳やくしゃみの症状がある時はマスクの着用、ティッシュで鼻と口を覆う、顔を他の人に向けない等の咳エチケットに努めましょう。

また、ロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎の報告が続いており、5歳未満の子どもが全体の約8割を占めています。ワクチンは生後6週から受けることができます。市町村によっては接種費用の補助をしていますので、お住まいの市町村にご相談ください。


宮崎県衛生環境研究所
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