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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年10号

引きつづきインフルエンザと感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(3月7日〜3月13日)

インフルエンザの流行が継続しています。特に日南市や小林市周辺では報告数が前週より増加しており注意が必要です。

感染予防にはこまめな手洗いが大切です。帰宅時には流水と石けんを用いて必ず手を洗いましょう。冬は水が冷たいため手洗いの時間が短くなりがちですが、温水を用いるなどして泡をしっかり洗い流しましょう。また、咳やくしゃみの症状がある場合には、マスクの着用や周囲の人に顔を向けない等の咳エチケットに努めましょう。室内の換気を定期的に行い、加湿器や濡れたタオルで適切な湿度(50〜60%)に保ちましょう。

ロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎の報告数も増加傾向です。冬から春にかけて流行する感染症で、5歳未満の子どもからの報告数が約8割を占めます。予防はインフルエンザと同様、こまめな手洗いが重要です。おむつの処理やトイレの後、調理や食事の前は必ず手を洗いましょう。ドアノブや電灯のスイッチ、おもちゃ等は定期的に塩素系漂白剤を薄めた液体で消毒しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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