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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年44号

冬の感染症を予防しましょう。(10月31日〜11月6日)

インフルエンザの報告数はまだ少ないですが、例年12月下旬から急激に増加します。ワクチンを接種してから効果が現れるまで2週間程度かかるので、早めに接種するようにしましょう。

冬はインフルエンザ、RSウイルス感染症、ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)などの感染症が流行する季節です。

これらの感染症の予防には、こまめな手洗いが有効です。トイレの後や帰宅後、食事や調理の前には必ず手を洗うようにし、石けんと流水を用いて、しっかりと30秒以上かけて洗いましょう。また、咳やくしゃみのしぶきは2メートル以上飛ぶといわれています。症状がある人はマスクの着用や口元をハンカチでおさえる等、咳エチケットに努めましょう。感染症に負けない強い体作りも重要ですので、バランスのよい食事と十分な睡眠をとり体力をつけましょう。

また、例年夏期に流行する手足口病が、日南市、宮崎市、国富町周辺で流行しています。手足口病の予防にも、こまめな手洗いうがいが重要です。しっかりと予防に努めましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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