インフルエンザが急増しています。(1月23日〜29日)
インフルエンザの報告数が前週の約1.4倍に増加しました。県内全域で流行が広がっており、年齢別では10歳未満の子どもが全体の約半数を占めています。今シーズンは、全国的にAH3型の報告が多く、宮崎県でも同様の型が検出されています。
インフルエンザは、主にウイルスの含まれる咳やくしゃみのしぶきを吸い込むことや、手指を介して口や鼻の粘膜からウイルスが入ることにより感染します。咳やくしゃみの症状がある時は、マスクを着用する等の咳エチケットに努めましょう。また、流水と石けんによる手洗いは、手指などについたインフルエンザウイルスを物理的に除去することができます。帰宅時は必ず石けんと流水を用いて手を洗い、泡はしっかりと洗い流しましょう。インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒でも予防に効果があります。手洗いとあわせて実践してみましょう。また、喉の粘膜は乾燥すると免疫機能が低下します。屋内は加湿器や濡れたタオルなどで湿度を50〜60%に保ち、部屋の換気もこまめに行いましょう。