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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年23号

手足口病が継続して流行し、咽頭結膜熱が増加しています。(6月5日〜6月11日)

手足口病が継続して流行しており、特に日向市、宮崎市、都城市周辺から多く報告されています。年齢は、6か月から2歳の子どもが全体の約8割を占めています。

また、咽頭結膜熱の報告数も前週と比べて約1.2倍に増えています。宮崎県では、例年同時期と比べ約0.9倍ですが、夏はプールでの接触やタオルの共有などで感染することがあり注意が必要です。

いずれの感染症も、咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、ウイルスが手やタオル等を介して体に入ることにより感染します。予防のためには、これらの感染経路を遮断することが重要です。咳やくしゃみ等の症状があるときはマスクを着用し、マスクがない場合はハンカチやティッシュ等で鼻と口元をおさえるといった咳エチケットに努めましょう。また、トイレの後やおむつの処理をした後、帰宅時や調理や食事の前は、必ず流水と石けんで手を洗い、タオルの共用は避けましょう。なお、爪の隙間は特にウイルスが残りやすいので、短く切って清潔にしておきましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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