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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年24号

手足口病とヘルパンギーナが増加しています。(6月12日〜6月18日)

手足口病、ヘルパンギーナの報告数が前週と比較して増加しており、1〜2歳の子どもからの報告が多くを占めています。手足口病は特に日向市、都城市、日南市周辺、ヘルパンギーナは日南市、日向市、宮崎市周辺からの報告が多くなっています。いずれの感染症も、例年夏に流行のピークを迎えるので、感染予防に努めましょう。

手足口病は感染しても熱は高くならないことが多く、口の中や舌、手のひらや足の裏などに水ぶくれができます。また、ヘルパンギーナは突然の高熱や口の中やのどに水ぶくれなどの炎症症状がみられます。いずれの感染症も、食べ物や飲み物を摂取する際に痛みを伴うことがありますので、脱水症にならないよう、水分をこまめにとるようにしましょう。

なお、どちらの感染症も有効なワクチンはなく、感染予防には手洗いが重要です。手洗いは、石けんやハンドソープをしっかり泡立て20秒以上時間をかけた後、しっかりと泡まで洗い流すよう心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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