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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年27号

手足口病とヘルパンギーナが更に増加しています。(7月3日〜7月9日)

手足口病の報告数が前週の1.5倍、ヘルパンギーナの報告数も前週の1.3倍と増加しています。手足口病は県のほぼ全域で流行しており、特に日南市や小林市周辺では先週の約2倍と多く、日向市周辺からの報告も多い状況です。また、ヘルパンギーナは特に日向市周辺で流行しており、延岡市や日南市周辺からの報告も多くなっています。

どちらの感染症も、咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、おむつの処理等で手やタオルに付着したウイルスが体の中に入ることで感染します。唾液や便中にウイルスが含まれていることを意識することが大切ですので、トイレやおむつの処理の後は必ず手を洗い、箸やコップ、タオル等は共有しないようにしましょう。

また、これらの感染症は口の中にできた発疹で食事や水分が十分とれなくなることもあるため、脱水症に注意が必要です。水分を少しずつこまめにとらせ、食事はおかゆや豆腐など刺激の少ないものを与えるようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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