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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年30号

ヘルパンギーナが警報レベルを超えました。(7月24日〜7月30日)

ヘルパンギーナの定点あたりの報告数が7.2と流行警報レベル開始基準値(6.0)を超えました。流行警報レベルを超えるのは、昨年より2週間遅くなっています。特に、延岡市、日向市、日南市周辺からの報告が多く、年齢は1〜2歳が全体の約6割を占めています。

ヘルパンギーナは夏期に流行する感染症で、咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、便等に含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることにより感染します。感染すると突然の発熱、口内の水ぶくれ、のどの炎症などの症状がみられ、これらの症状から、食事や水分をとることが困難になることがあります。刺激のある食べものや飲みものは避け、冷たくのどごしのよいもので脱水症を予防しましょう。

また、6月より流行している手足口病は、報告数は先週より減少したものの、今もなお県内全域で流行は継続中です。こまめに石けんと流水で手を洗うなど、感染予防を心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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