咽頭結膜熱に注意しましょう。(11月13日〜11月19日)
咽頭結膜熱の報告数が前週と比べて約1.6倍に増えており、今年一番の報告数となりました。例年夏に流行することが多い感染症ですが、全国的にも例年より報告数が多く、県内では例年同時期と比べて約2.1倍となっています。年齢別では1歳から2歳の子どもが全体の約4割を占め、都城市、小林市及び国富町周辺からの報告が多い状況です。
咽頭結膜熱はプール熱とも呼ばれますが、プール以外に、感染している人の咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、ウイルスがついた手で目をこする等して感染します。感染すると、5〜7日間の潜伏期間を経て、発熱、のどの痛み、結膜炎等の症状がみられ、熱は3〜5日間程度続きます。脱水症状に注意し、刺激の少ないのどごしのよいものを摂取しましょう。
またインフルエンザは、前週と比べ報告数はほぼ横ばいですが、例年より多い状態が続いていますので、外出後は流水と石けんを用いた手洗い、手指用アルコールでの消毒等の予防を行い、人混みを避け、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。