インフルエンザの流行が継続しています。(1月15日〜1月21日)
インフルエンザの報告数が前週の約1.6倍で、先週に引き続き流行しており、県内全域で流行警報レベル開始基準値(30.0)を超えています。年齢別では10歳未満のこどもが全体の約6割を占めています。こどもや高齢者では脳症や肺炎などの合併症を引き起こし、重症化することがあるので注意が必要です。しばらくは流行が続くと予想されますので、手洗いや咳エチケット等の感染予防に努めましょう。
インフルエンザは、発症前日から発症後3〜7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。解熱とともにウイルスの排出量は減少しますが、個人差があるため、咳やくしゃみ等の症状が続く場合は、不織布製マスクを着用する等、周りにうつさないよう気をつけましょう。学校保健安全法では、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。人混みや繁華街への外出は控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。