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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成30年第8週

予防接種歴の確認をしましょう。(2月19日〜2月25日)

予防接種は感染症発症の予防や、症状を軽くする効果が期待できます。定期の予防接種は公費負担(無料)で受けることができますが、対象年齢が決まっており、過ぎてしまうと任意接種(自己負担)になります。4月からの入園・入学・進学・就職などに備えて、母子健康手帳等でチェックし、未接種のものがあればぜひこの時期に接種しましょう。不明な点はかかりつけの医療機関に相談するとよいでしょう。

麻しんは、感染すると、発熱、鼻汁、咳などの症状の後に、39度以上の高熱と発疹がみられ、ときに合併症として脳炎をおこすこともあります。また、風しんも感染すると、発疹、発熱などの症状があらわれ、関節痛や脳炎などの合併症を起こすことがあります。妊娠早期に感染すると、赤ちゃんに白内障や難聴、心疾患等の障害を引き起こす場合もあります。

麻しん・風しんの定期接種は1歳児と小学校就学前の1年間の2回接種です。1回の接種では十分な免疫がつかないため、必ず2回受けましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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