感染性胃腸炎(ロタウイルス)、咽頭結膜熱が増加しています。(3月19日〜3月25日)
ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告数が2月から増加しており、県内の定点あたりの報告数は、調査が開始された平成25年以降最多となっています。特に、1〜2歳からの報告が多く、日向保健所管内で流行しています。引き続き予防に努めましょう。
また、咽頭結膜熱の報告数が例年同時期より多い状態が続いています。4歳未満が全体の約8割を占めていますので、小さな子どもがいる家庭では特に注意しましょう。咽頭結膜熱は、感染している人の咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、ウイルスがついた手で目をこすったりすることで感染します。感染すると熱が出て、喉の痛みや目の炎症、目やになどの症状が出ます。ほとんどの場合自然に治りますが、吐気、強い頭痛、激しい咳などが現れたときは早めに医療機関に相談してください。予防には石けんでの手洗いなどが大切です。その際はタオルの共用は避け、使い捨てのペーパータオルなどを使うようにしましょう。