夏の感染症に注意しましょう。(5月14日〜5月20日)
手足口病の報告が例年より多い状態が続いています。
夏に流行する感染症として、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)などがあり、手足口病とヘルパンギーナは例年5月頃から増えはじめ、7月〜8月に流行のピークを迎えます。また、咽頭結膜熱は年間を通してみられる感染症で、夏はプールやキャンプなどの機会が増えることにより集団感染が発生しやすくなるので、これからの季節は注意が必要です。
これらの感染症は、咳やくしゃみのしぶきや便に含まれるウイルスが、手やタオルを介して目や鼻、喉の粘膜に付着することで感染します。小まめな手洗いが重要で、外出後やトイレの後は石けんと流水で手を洗いましょう。また、プールからあがったあとは必ずシャワーを浴び、粘膜からの感染を予防しましょう。さらに、タオルの共用は避け、目やにや涙に触れる時はティッシュペーパーを利用し、直接手が粘膜に触れないよう注意しましょう。