百日咳の報告が続いています。(6月18日〜6月24日)
百日咳の報告が全国の中でも多くなっています。県内では日南・高鍋保健所管内からの報告が多く、小学生・中学生が約7割を占めています。
感染するとかぜのような症状から始まり、次第に咳の回数が増え、激しくなります。百日咳に特徴的な発作として、息を吸い込む間もないほどの連続した咳や、最後にヒューと音をたてて息を吸う発作があることもあります。咳とともに嘔吐やチアノーゼが起こることもありますので、咳の発作を起こさないよう水分摂取や食事内容に気を付けることも大事です。
咳が長期間続きますが大人は症状が軽いことが多く、気がつかないうちに周囲にうつすことがあります。長引く咳やかぜ症状があるときは、マスクを着用し周囲にうつさないように心がけ、早めに医療機関を受診しましょう。
ワクチン接種は生後3か月から定期接種(公費負担)の対象になっています。乳幼児が感染すると重症化することが多いため、早めにワクチン接種を受けましょう。