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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成30年第27週

流行性耳下腺炎の流行が続いています。(7月2日〜7月8日)

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が日南保健所管内で継続して流行しています。

感染すると2週間から3週間後に、耳の下の腫れや痛み、食事をとる時の顎の痛み、発熱などの症状があらわれます。症状が出ないこともあり、この場合も周囲の人に感染することがあります。基本的に症状は軽いですが、まれに髄膜炎や睾丸炎、難聴等の合併症を起こすことがあります。頭痛や嘔吐の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。また、難聴は永続的な障がいとなるので注意が必要です。感染した後は、身近な人が感染した場合も含め、耳の聞こえや耳鳴り、めまい等にも留意しましょう。

おたふくかぜの予防にはワクチン接種が最も効果的で、接種により9割以上の人に免疫がつくといわれています。1歳から接種が可能です。任意接種のため費用は自己負担となりますが、市町村によっては接種費用の助成を行っています。かかりつけ医やお住まいの市町村へご相談ください。


宮崎県衛生環境研究所
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