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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成30年第31週

風しんの予防接種はおすみですか?(7月30日〜8月5日)

県内で風しんの報告がありました。風しんは感染した人の咳などのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことで感染し、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどが現れますが、症状がはっきり出ない人もいます。そのため、知らないうちに周囲に感染することもあり、特に妊娠している人が感染すると、こどもが目や心臓、耳などに障がいをもって生まれてくること(先天性風しん症候群)があります。予防には予防接種を2回受けることが有効ですが、妊娠中の人は予防接種を受けることはできませんので、抗体価が低い場合は人混みを避けることや、周囲の方がかからないようにすることも重要です。また、妊娠を希望する人は、妊娠前から予防接種歴を確認し、2回接種したか確認できない場合は、接種の検討をお願いします。

現在、定期予防接種はMR(麻しん・風しん)ワクチンとして、1歳児と小学校入学前の1年間に受けることができますので、対象の方は早めに受けましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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