はやり目(流行性角結膜炎)に注意しましょう。(10月15日〜10月21日)
はやり目の報告が続いています。例年夏から秋にかけて多く、幅広い年齢層でみられますが、小児に多い感染症です。
感染すると、サラサラした目やにが出る、涙が出る、光がまぶしいなどの症状が現れます。結膜が充血し、まぶたの裏側にブツブツができます。耳の前のリンパ腺が腫れ、おすと痛むこともあります。片方の目の充血から2〜3日で、もう片方の目にも症状がでて、2〜4週間程で治ります。
感染力が非常に強いので、目を触ったらすぐに手洗いをするようにしましょう。目を拭くときはティッシュペーパーなどの使い捨てのものを使い、家族内で洗面器やタオル、枕、その他の涙や目やにで汚れそうなものの共用は避けるようにし、お風呂は最後に入るようにしましょう。また入浴後の残り湯を洗濯などに使わないようにしましょう。
このウイルスは熱や消毒薬に弱いので、タオルや枕カバーは熱湯で煮沸消毒します。熱に弱い衣類などの消毒は、塩素系漂白剤やアルコールが有効です。