冬の感染症を予防しましょう。(11月26日〜12月2日)
インフルエンザの報告数はまだ少ないですが、冬はインフルエンザ、RSウイルス感染症、ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)などの感染症が流行する季節です。インフルエンザ予防には流行前のワクチン接種が有効ですが、効果が現れるまで2週間程度かかるので、早めに接種するようにしましょう。
感染症予防には、こまめな手洗いが大切です。トイレの後や帰宅後、食事や調理の前には必ず手を洗いましょう。手洗いは石けんと流水を用いて、しっかりと30秒以上かけて洗うようにしましょう。
また、咳やくしゃみのしぶきは2メートル以上飛ぶといわれています。症状のある人は、感染を広げないようにマスクを着用しましょう。マスクは鼻から顎まで覆い、すき間がないように装着し、捨てるときは内側に触れないように気を付けましょう。
感染症に負けない体作りも重要ですので、バランスのよい食事と十分な睡眠をとり、軽い運動で体力をつけるよう心がけましょう。