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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成30年第50週

インフルエンザが流行シーズンに入りました。(12月10日〜12月16日)

インフルエンザの報告数が前週の2.1倍と増加し、宮崎県も流行シーズンに入りました。昨年より6週間遅い流行シーズン入りになります。例年1〜2月に流行のピークを迎えるため今後も増加が予想されます。

インフルエンザは、咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、そのウイルスが鼻やのどの粘膜に付着することによって感染します。感染すると1〜3日の潜伏期間を経て、39度以上の発熱、関節痛や筋肉痛といった全身の症状、咳や鼻水などが現れます。通常1週間程度で軽快しますが、小さなこどもや高齢者では脳炎や肺炎などの合併症を引き起こし重症化することもあり注意が必要です。

感染の予防には、帰宅時や食事の前等のこまめな手洗いが重要です。石けんを使って丁寧にこすり洗いし、泡までしっかり洗い流して、手洗い後は使い捨てのペーパータオルを利用しましょう。また、体の抵抗力を高めるために日頃からバランスの良い食事と十分な休養を心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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