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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成31年第7週号

インフルエンザと感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(2月11日〜2月17日)

インフルエンザの報告数は減少していますが、高千穂町周辺では定点あたりの報告数が流行警報レベルを超える状態が続いています。 引き続き咳エチケットを心がけ、手洗いをこまめに行いましょう。また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなりますので、乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50〜60%)を保ちましょう。

また、ロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告がありました。冬から春にかけて乳幼児を中心に流行する感染症で、感染すると嘔吐や激しい下痢、腹痛、発熱などの症状がみられます。脱水症状を引き起こしやすいため、水分をこまめにとるようにしましょう。予防はインフルエンザと同様、手洗いが重要です。おむつの処理やトイレの後、調理や食事の前は必ず手を洗いましょう。ロタウイルスは塩素系消毒薬が効果的ですので、吐物や便が床や衣類についた場合には決められた濃度に薄めて消毒しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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