3月1日から「子ども予防接種週間」、予防接種歴を確認しましょう。(2月18日〜24日)
予防接種は感染症の発症を予防したり、症状を軽くする効果が期待できます。定期の予防接種は公費負担(無料)で受けることができますが、対象年齢が決まっており、過ぎてしまうと任意接種(自己負担)になります。
麻しんは、発熱、鼻汁、咳などの症状の後に、39度以上の高熱と発疹がみられ、ときに合併症として脳炎を起こすこともあります。風しんは、発疹、発熱などの症状があらわれ、関節痛や脳炎などの合併症を起こすことがあります。妊娠早期に感染すると、赤ちゃんに白内障や難聴、心疾患等の合併症を引き起こす場合もあります。いずれも昨年から全国各地で発生しており特に注意が必要です。
麻しん・風しんの予防接種は1歳児と小学校就学前の1年間の2回接種です。1回の接種では十分な免疫がつかないため、必ず2回受けましょう。母子健康手帳で接種歴を確認し、4月からの入園・入学に備えて必要な予防接種を済ませ病気を未然に防ぎましょう。