感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(4月8日〜4月14日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が先週より増えています。特に日南市保健所管内で流行しており、年齢別では1〜4歳の子どもが全体の約半数を占めています。
ロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、例年冬から春にかけて流行しますので、この時期注意が必要です。大人は症状が出ない場合が多いですが、乳幼児は、嘔吐、水のような下痢、発熱、腹痛などの症状がみられます。脱水にならないよう、吐き気が落ち着いてきたら水分を少しずつ飲ませましょう。
感染を広げないようにするには、おむつの適切な処理、手洗いの徹底などが必要です。おむつ、おう吐物を使い捨て手袋で処理した後は、せっけんで30秒以上しっかりもみ洗いしましょう。また、タオルの共用は避けましょう。
また、ロタウイルスのワクチンは任意で接種することができます。生後6週から受けることができ、お住まいの市町村によっては接種費用の助成も行っていますので、かかりつけ医に相談してください。