風しんを予防しましょう。(6月10日〜6月16日)
県内で2018年10月以来の風しんの報告が1例ありました。
風しんは感染した人の咳などのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことで感染し、2〜3週間の潜伏期間を経て赤くて小さな発しんがあらわれます。発熱、リンパ節の腫れなどの症状があらわれる人もいますが、症状がはっきり出ず、知らないうちに周囲に感染させてしまうこともあります。特に妊娠している人が感染すると、その子供が目や心臓、耳などに障がいをもって生まれてくること(先天性風しん症候群)があり注意が必要です。
予防には予防接種を2回受けることが有効ですが、妊娠中の人は予防接種を受けることはできません。妊娠を希望する時は、生まれてくる子ども達のために、妊娠前から予防接種歴の確認や2回が確認できない場合は予防接種の検討をお願いします。
現在、定期予防接種はMR(麻しん・風しん)ワクチンとして、1歳児と小学校入学前の1年間に受けることができます。対象の方は早めに受けましょう。