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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和元年第28週号

咽頭結膜熱(プール熱)が増加しています。(7月8日〜7月14日)

咽頭結膜熱(プール熱)の報告数が前週と比べて約2.0倍に増えており、例年同時期と比べても約2.2倍となっています。特に日南保健所管内で流行しています。年齢別では1歳から4歳までの子どもが全体の約6割を占めていますので、小さな子どもがいる家庭は特に注意が必要です。

原因となるウイルスは、感染している人の咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、ウイルスが手やタオル等を介して体に入り感染します。感染すると、高熱、のどの痛み、結膜炎といった症状がみられます。

しかし、有効な治療薬はないため予防が大切です。こまめに流水と石けんで手洗いをし、タオルの共用はさけましょう。なお、爪の隙間は特にウイルスが残りやすいので、手洗いの時は爪の間までしっかりと洗い、爪は短く切り清潔にしましょう。夏は暑さで食欲が落ちたり、エアコンや冷たい飲み物で体が冷え、免疫力が低下しやすくなります。睡眠や食事をしっかりとり体力をつけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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