咽頭結膜熱の報告数が例年より多くなっています。(7月22日〜7月28日)
咽頭結膜熱の報告数が前週と比べて約2.0倍に増えており、例年同時期と比べても約2.6倍となっています。特に、日南及び小林保健所管内で流行しており、年齢別では1〜2歳の子どもが全体の約半数占めています。
原因となるウイルスは、感染している人の咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだりして感染しますが、プールでの接触やタオルの共用などでも感染することがあります。感染すると、高熱、のどの痛み、結膜炎といった症状がみられ、高熱は5日前後続くことがあります。吐き気、強い頭痛、激しい咳を伴うとき等は早めに医療機関に御相談ください。
なお、有効な治療薬はありませんので、帰宅時や調理、食事の前など、必ず流水と石けんで手を洗い、タオルの共用をさけるなどの予防を心がけましょう。