RSウイルス感染症が増加しています。(7月29日〜8月4日)
RSウイルス感染症の報告数は依然高い状態が続いています。年齢別では1歳からの報告が多く、全体の約半数を占めています。地域別では延岡、中央保健所管内からの報告数が多くなっています。
RSウイルス感染症は、発熱、鼻水などの軽い風邪症状ですむ場合もあれば、気管支炎や肺炎など重症化する場合もあります。呼吸が苦しそうなときは、体を起こすように抱っこしてあげたり、鼻水を吸い取って息をしやすくしてあげましょう。また、RSウイルスは、患者さんの咳やくしゃみ又は会話をした際のしぶきを吸い込んだり、ウイルスがついている手指やおもちゃを触ったり、なめたりすることで感染します。感染を予防するためには、人混みを避け、帰宅後の手洗いを徹底することも大切です。石けんをよく泡立てて手を洗い、しっかり水で洗い流しましょう。