百日咳が多く報告されました。(10月7日〜10月13日)
今週は百日咳が多く報告されました。年齢別では10歳未満が約6割を占め、都城、宮崎市、高鍋保健所管内からの報告が多くなっています。
百日咳は、患者の咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、菌が付着したタオル等を介して感染します。かぜのような症状から始まり発熱はないか微熱程度ですが、次第に咳の回数が増え、息を吸う時にヒューという音が出ます。特に6か月以下の乳児は重症化しやすく注意が必要です。
大人は咳が長引いても症状が軽いことが多く、気づかないうちに周囲にうつすことがあります。咳などの症状があるときは、乳幼児との接触を避け早めに医療機関を受診しましょう。
また、予防にはワクチン接種が効果的です。定期接種は生後3か月から可能ですので、母子健康手帳でワクチン接種が済んでいるか確認しましょう。