感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(11月25日〜12月1日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が3週連続で増加しています。地域別では日向、都城、延岡保健所管内からの報告が多く、年齢別では1〜3歳が全体の約半数を占めています。冬はノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎の報告が増加しますが、このウイルスは感染力が非常に強く、手やタオルなどを介して周りの人に感染します。集団生活では特に注意しましょう。
感染性胃腸炎に感染すると1〜2日で激しい嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などは、重症化することもあり注意が必要です。また、予防には手洗いが大切です。石けんやハンドソープを使って丁寧に洗い、清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルで手を拭きましょう。特にトイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず手を洗いましょう。