感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(2月3日〜2月9日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数は前週の約0.8倍と減少しましたが、例年に比べ多い状態が続いています。地域別では、日南、高鍋、小林保健所管内からの報告が多く、年齢別では1〜3歳が全体の約4割を占めています。
感染性胃腸炎の原因となるウイルスに感染すると、下痢、嘔吐、腹痛などの症状があらわれます。下痢や嘔吐で脱水を起こしやすくなりますので、吐き気が落ち着いてきたら少しずつ水分補給をして脱水を予防しましょう。
また、これらのウイルスは手やタオルを介して周りの人に感染します。予防には手洗いが効果的ですので、こまめに行いましょう。なお、嘔吐などでウイルスに汚染された床やレバー、ドアノブなどは、使い捨ての手袋を着用し、薄めた塩素系の家庭用漂白剤で拭き取って消毒しましょう。