ロタウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が報告されました。(2月10日〜2月16日)
ロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告がありました。冬から春にかけて乳幼児を中心に流行し、感染すると嘔吐や激しい下痢、腹痛、発熱などの症状がみられます。予防には、オムツの適切な処理や手洗いの徹底が重要です。オムツを交換するときには使い捨ての手袋を使い、ポリ袋に入れて捨てましょう。手洗いは指輪や時計をはずし、石けんで30秒以上もみ洗いしてください。なお、消毒には塩素系消毒薬が効果的ですので、決められた濃度に薄めて使用しましょう。
また、インフルエンザの定点あたりの報告数が6.6と、昨シーズンと比較して2週間早く流行警報終息基準値(10)を下回りました。ただし、日向保健所管内では報告が多い状況ですので、引き続き手洗いなどの予防対策を心がけましょう。