A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に注意しましょう。(3月30日〜4月5日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は先週と比べてほぼ横ばいとなっていますが、引き続き例年と比べて多い傾向にあります。特に、日南保健所管内は流行警報レベル開始基準値(8)を超えており、年齢別では1歳から6歳が全体の約8割を占めています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、感染すると、発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。家族にもうつる可能性があるので、患者と一緒に過ごす家族は、極力接触を避け、うがい、手洗いを行い家庭内の感染を防ぐことが大切です。手洗いは、石けんやハンドソープを使って30秒以上しっかりもみ洗いし、タオルの共用を避けましょう。
また、兄弟や家族に患者と同様の症状がみられた際は、早めに医療機関を受診しましょう。