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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和2年第15週号

伝染性紅斑(りんご病)に注意しましょう。(4月6日〜4月12日)

今年は伝染性紅斑の報告が、例年に比べ多くなっています。今週は、小林保健所管内からの報告が多く、小林保健所管内では流行警報レベル開始基準値に達しています。また、年齢別では4〜5歳が全体の約半数を占めています。

伝染性紅斑は、子どもに多い病気ですが、大人もかかることがあります。10〜20日の潜伏期間の後、頬がりんごのように赤くなり、手足にも赤い斑点やまだら模様ができます。発疹が現れる7〜10日くらい前に風邪のような症状がでることが多く、この時期に感染力が高くなり、発疹が出る頃には弱くなっています。患者のくしゃみや咳のしぶきに触れる飛沫、接触感染が主な感染経路です。風邪のような症状の人には近づかず、こまめな手洗い等で予防しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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