水痘(みずぼうそう)に気をつけましょう。(5月11日〜5月17日)
水痘(みずぼうそう)の報告が前週と比べて増えており、中央保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えています。年齢群別では5歳以下が全体の約8割を占めています。
水痘の原因ウイルスは感染力が強く、ウイルスに感染すると、2週間程度の潜伏期間を経て、熱や水ぶくれを伴う発疹などの症状が現れます。発疹は頭皮や体、腕や足などに現れますが、体幹に最も多くなります。2〜3日でピークとなり、その後、乾いて黒いかさぶたになります。発疹は痒みがあるため、ひっかいてかき壊さないように、爪を短くしておきましょう。また、口の中に発疹ができると痛みがあるため、塩辛いものや酸っぱいものなどの刺激物を避けると良いでしょう。