RSウイルス感染症が増加しています。(2月1日〜2月7日)
RSウイルス感染症の報告数が例年に比べて約3.7倍と多い傾向が続いています。地域別では、日南、中央保健所管内からの報告が多くなっています。
症状は軽い風邪のような症状から重い肺炎まで様々ですが、乳幼児が初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。特に生後6ヵ月以内の乳児は肺炎などの合併症に注意が必要です。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、この感染症は、患者のくしゃみや咳のしぶきを吸い込んだり、ウイルスが付着したおもちゃなどを触ったりなめたりすることで感染します。身近に乳幼児がいる場合は人混みを避け、帰宅後の手洗いの徹底、子供たちが日常的に触れる物の消毒など予防を心がけましょう。